いわゆるポジポジ病は発病してしまったら、真っ先に治療すべきです。
ただ初心者ほどポジポジ病に罹るので、感染回避はできません。
ポジポジ病を克服すると、エントリータイミングが洗練され利益を残しやすくなります。
ポジポジ病に罹る理由
それは売り買いするタイミングがよくわかってないからです。
相場が動くのは、難解であれど必ず理由があります。
例えばFXだと時間帯、夜中3時~朝7時とかの時間帯は相場参加者も少なく
ヘッドラインニュースが飛んでくることも少ないので、価格はあまり動きません。
ただ夜中3時に発表されるfomc政策金利発表などイベントがあれば
価格は大きく動くので、短期トレードのチャンスや中長期トレードの目線変更などを考えます。
動かない時期は値動きに規則性が乏しく、小さなレンジで細かく購買するか
オプションで利益を取りに行く位しかやりようがありません。
トレンドフォローで大きな値上がり、値下がりを狙いたいと考えているトレーダーであれば
様子見が鉄板の時期にポジってしまうのは、理解不足によるものです。
分からないから、儲けに目がくらんでエントリーしちゃう
初心者はエントリーする時、今相場がどうなっているのか理解不足のまま売り買いしています。
いつ相場が動きそうか予想ついていないので、乗り遅れないようにと焦って売り買いしていると言って良いでしょう。
焦って売り買いしたポジションは、利益が乗ってきた美味しいポジションを早じまいしたくなるし
損切り位置も変で損切り貧乏になりがちです。
ポジポジ病を治すには
テクニカル・ファンダメンダルズ問わず、正しく経験を積めば
上がるか下がるかは予想できなくても、相場が動く理由が少しずつ分かってきます。(某岐阜さんは投資歴15年あっても、全く成長していません)
テクニカルであればどういう条件が揃うと、変動が起こりやすいのか数多く検証していけば
自分なりの法則が見えてきますし
ファンダメンダルズも過去事例を勉強しつつ、直近イベントの内容を押さえ
複数パターンシナリオを想定してみて、エントリーすべきかノーポジで過ごすか考えてみましょう。
自分なりにニュースや投資家心理(チャート・未来に控えるイベント)を読み解いて、考えるクセをつけましょう。
例えば衆議院選挙というイベントがあれば
選挙結果を先読みできて、さらに投資家の動きが読めるなら先回りして売り買いすべきだし
結果がどうなるかまったくわからない・・・
わからないなら株や通貨のポジションサイズ減らしとくかも立派な投資判断です。
なんとなく売ったり買ったりしても何も身につかず、ポジポジ病も一生完治しません。
ポジポジ病が完治すると、美味しい売り買いチャンスって日に何度もあるわけじゃないことに気づきます。
そこで待つも投資を本当の意味で理解できるし、初心者も卒業できます。
コメント